毎日視界が悪いクアラルンプールもようやくシンボルのツインタワーのライトアップが見えるぐらいまでヘイズの状況が改善されてきました。
今週は晴れ間もあり、久しぶりに陽の光を浴びれるとマレーシア人の同僚は非常に嬉しそうに空を見上げているのを見て、人間にはやはり太陽の光が必要なんだとしみじみ感じた一週間でした。


記事の目的:実際にどの様な被害が出たか友人に聞いた内容に加えネット記事の情報のシェア 


ヘイズって?と言う方は是非前の記事から読んでみてください。


<ヘイズ拡散状況の全体像>
マレーシア人曰く、「これまでに酷いヘイズは2度あった。2016年と今年だ。前回よりも今年の方が悪い」って、つまり過去最悪という事にですね。
インドネシアで発生した火災(某国は発生源としては認めていない様ですが、違法な野焼きがヘイズの原因と言われてます)の煙が例年通りマレーシア及びシンガポール、今年は悪い事に初めてベトナムとフィリピンの一部の地域まで届き広範囲に被害をもたらしています。
知人のベトナム人からも子供の咳が止まらず外出出来ないとの話を聞きました。

マレーシアでは毎年9−10月ごろはヘイズの時期と決まっており、多かれ少なかれ悩まされていました。
私自身、今年ほど喉に痛みを感じたり、歩いていてふとした瞬間に焦げ臭い匂いを感じたりする事はありませんでした。
今年も10月末まで続くとの報道もあり、居住されている方、東南アジアへ旅行を考えている方は注意が必要です。

以下は驚く事に実際に起きた被害状況です。


<空から鳥が降ってきた>
通常100以下であれば健康とされるAPI(大気汚染指数)も200を超えると不健康と表示に変わります。
9月18日のWORLD OF BUZZによると、問題の写真、ビデオが撮られたインドネシア カリマンタン地域は<危険>と言われる500を優に超え1000以上を記録していました。
「記事では鳥が落ちてくる様な毒入り空気を私たちも吸っている。Oh NO!!」と書かれており、出来る限り室内で過ごす事、湿ったタオルで口を覆う事が推奨されてます。
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<巨大ニシキヘビ>
直径20cm全長10mを超える巨大ニシキヘビも火災の被害にあい命を落としました。
CAN Borneoによると、このサイズのヘビだとヤギやウシまで丸呑み出来るとのことです。
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<マレーシアの学校は休校>
あまりにも体に良くないと言う事でマレーシアの全校が休みになりました。
malaysiakiniによると、マレーシアにある2400校以上の学校が9月19、20日と休校になったようです。
170万人以上の生徒が影響を受けました。

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<オラウータン>
hitzによると、Borneo Orangutan Survival Foundationの発表でKalimantan rescue centerでは絶滅危惧で保護されている335頭のオラウータンのうち若い37頭が呼吸器感染症に悩まされていると書かれています。
動画で見ると、非常に苦しそうに息をしている様子が分かります。

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ここに書いたのは9月29日まで発表されている被害の一部です。
記事にあるオラウータンの元々住む森が今どんどん焼失しています。
森には他にも様々な生き物が住んでおり、この火災でその多くの命が失われたものと考えられます。
彼らの家が消えたのは間違えありません。
ヘイズを通じて地球の気候変動や人のエゴを肌で感じる機会となりました。



マレーシア、近隣諸国にお住いの方々、体にお気をつけください。 
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