今回はタイムリーな話題としてヘイズ(Haze)を紹介します。
マレーシアに住むと年に一度は聞く厄介な季節です。
だいたい9月から11月頃の約1ヶ月間、マレーシア国民はヘイズに悩まされることとなります。
ヘイズとは?
Haze(ヘイズ)とは日本語で「煙霧」(えんむ)の事で一般的にはスモッグとも呼ばれます。
微粒子が空気中を浮遊して視界が悪くなる現象です。
体に起きる症状は?
ヘイズが発生すると目の痒みや喉の痛み、めまい、吐き気といった症状が発生します。
他の方のブログ等を見ていると、呼吸器系が弱い方はヘイズにより帰国を余儀なくされている方もいる様です。
原因は?
ヘイズの発生原因は主に隣国インドネシアの森林火災の煙が風に乗りマレーシアまで流れてきます。
分かりやすく例えると一時期日本でも社会問題にもなりましたPM2.5が隣国から日本や韓国へ飛んで来ている様なものです。
対策は?
ーマスクの着用 (N95という規格準拠のものがオススメです)
ー屋外での運動をしない/不要な外出は避ける
ー手洗い/うがいをこまめに行う
ー以下のリンクを使い情報収集をする
API(Air Pollutant Index of Malaysia)が1時間に一度のペースでヘイズ指数を発表しています。
以下に現在の指数がどの程度は分かる様書いてますので参考にしてください。
Air Pollutant Index of Malaysia公式サイト
0-50 良好 (Good)
51-100 普通 (Moderate)
101-200 不健康 (Unhealthy)
201-300 大変不健康 (Very Unhealthy)
300以上 危険 (Hazardous)
その他
シンガポールでも似た指標としてPSIがあります。
追記:実際の被害状況は以下の記事をご覧ください。
<マレーシア2019年ヘイズHAZE> 絶滅危機のオラウータンの命が危ない!? 史上最悪を記録
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