今回はマレーシアの定期預金について記事にしていきます。

日本でも少しずつ投資が広がり始めたようですが、マイナスになるリスクが怖いと感じる人もいるかと思います。

安全にお金を増やそうと思うと、定期預金…。

利率の悪さに驚く人も多いことでしょう。


一方で東南アジアでは安全にお金を増やせる定期預金で良い利率のものがたくさんあります。

発展途上国の中でも優等生のマレーシアの定期預金を今回は見てみましょう。

ちなみに、日本の定期預金は現状このような感じです。
金利:0.001%  =  1,000万円を預けておくと年間で1万円増えます。

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途上国の定期預金

発展途上国の国を歩いていると、看板に「金利7%」やそれ以上の利率を謳う銀行を数多く見ることが出来ます。
途上国では銀行が貸し出しに回す為にたくさんの預金を集めています。
それが、銀行に預ける我々にとっては良い金利に見えるわけです。

ただし、ここで注意しなければいけないのは1)物価の上昇と2)為替の変動です。
日本人が海外の通貨を持つと自動的にこの2つのリスクを負うことになります。
なぜなら、途上国では経済が右肩上がりの為、常に物価上昇、つまり、物の価値が上がっていきます。
物の価値が上がるという事は、一方でお金の価値が下がっています。
つまり、たくさんお金を持っていても自然にそのお金の価値が下がっていくのです。
(私は子供の時から殆ど物価が上がっていないので、この感覚を理解するのに苦労しました。)

外貨を持つ2つ目の注意点としては為替の変動リスクです。
常に日本円と外国通貨を交換するレートは変動しており、日本円の価値は常に変化しています。
自分が住んで居ない国の通貨を持つということは、日常使用しない(使用できない)お金を持つということになります。
よって、その通貨の価値が交換した時点より上がっていれば良いのですが、確率的に言えば上がるか下がるの2つなので、2分の1の確率で下がります。


マレーシアの定期預金率

2つのリスクのうち、為替の変動リスクは持っている通貨を使える国にいることでリスク低減できると考えられます。
なぜなら日本円との間には交換レートがあり変動してますが、当地で買うものの価値は短期的に変わることはありません。
もちろん数年経つと物の価値は上昇していきますが、通貨レートのように日々の変動はありません。

さて、ここまで外国通貨を持つことは2つのリスクがあること、そして為替変動のリスクはその通貨の使える国に居れば(使えば)減らすことが出来ると話をしてきましたが、本題のマレーシアの定期預金の利率を見ていきましょう。

まずはマレーシアの最大の民間銀行のメイバンク。
金利は1年間で3.1%と日本のUFJ銀行と比べると3100倍良い利率となります。
1,000万円を預けておくと年間で31万円増えます。
これだけ増えればちょっとリッチにヨーロッパ旅行が出来そうですね。

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次は、マレーシアで2番手のCIMBバンク。
メイバンク同様3.1%となります。
私のこの口座を使っており、少し前に預けた為、若干良いレートとなっています。

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私が定期預金を始めた数年前は年間で3.35%の金利となっていました。
中所得国に近づいたマレーシアの定期預金金利は日本のように今後どんどん下がっていくでしょう。
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こちらはAffin Bank
調べたなかで最もよい定期預金利回りとなっていました。
1年間で3.9%、13ヶ月を超えると、なんと「4.15%」、これは驚異的な数値です。
1,000万円を預けておくだけで年間41.5万をもらえることになります。
さらにマレーシアの金利には税金が掛からないので、41.5 万円は丸々受け取ることが出来ます。
これだけあれば、長距離移動して南米とかにもいけますね。
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その他メジャー銀行も簡単に紹介しておくと
OCBC Bank 3.00%
AmBank 3.15%
と、凡そ3.00%を少し超えたぐらいが相馬になっています。

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中央銀行・BANK NEGARAの政策金利
最後にどうして多くの銀行が3.00%ちょっとに定期預金の金利が設定されているのかのお話です。
2019年5月マレーシアの中央銀行・バンク ネガラは政策金利を3.25%から3.00%に引き下げました。
政策金利変更がどの様な理由で経済/金利に影響するかは機会があれば書いていきますが、1つ覚えておいて欲しいことはこの政策金利が上がると定期預金(普通預金等も)の利率も上がり、その逆も同じになるということです。
どのような理由で影響するのか気になった人はまず自分で調べてみましょう。
大袈裟に言えば経済がどのように動いているか、端的に言えばニュースで何を言っているか分かるようになってきます。

海外に出ると銀行の金利にはじまり、ニュースで話されてる意味を理解しようとなります。
海外にでるちょっとしたプラスの副作用ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。