今年もIncome Tax Declarationの時期が終わりに、無事税金が還付されました。
スマホ購入した人や保険等に入っている方は申告をすることで、所得税の一部が還付される制度です。
払い込んだ所得税を見てみると ”高っか!!” となりましたので、せっかくなので現状の所得税について紹介します。

このブログを見ているあなたは海外で働くことを考えていると思うので、税金について簡単な勉強と思い読んでいってください。

・日本の所得税
・マレーシアの所得税

※税制度は都度変更されます。記事は2021年6月現在の制度です。
 専門家ではないので、より詳しく知りたい方は公的機関、専門家へお問い合わせください。

 

<日本の所得税>

日本の給与の考え方として「年収」と「手取り」の二つがあるかと思います。
「年収」はあなたの「給与総額」です。
一方で、「手取り」は給与総額から税や社会保障、年金を引いてあなたに「支払われる金額」です。

おおまかに手取りを計算する方法として年収 X 0.75 と言われます。(=手取りは給与の75%
400万円の年収の人は300万円になります。

では、日本の所得税だけを見てみると
スクリーンショット 2021-06-06 12.42.14
参照:国税庁:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm

例として日本の平均年収400万円を想定して計算してみましょう。

計算式:400万円 X 20% = 80万円
    80万円 - 42.75万円 = 37.25万円
    37.25万円 ÷ 400万円 X 100% = 9.31%
 よって、日本で働いた場合、この9.31%が所得税です。   

しかし、日本には住民税があり、配偶者や扶養者の有無、年収にもよりますが、おおよそ10%の住民税がかかります。
よって、所得税(9.3%)+住民税(10%)の19.3%が引かれた額が手取りとなります。
マレーシアと比較するために、ここまでを税金(マレーシアの所得税)として比較します。
税金の他に年金や社会保障が給与天引きされるので、冒頭の「給与×0.75=手取り」となります。



<マレーシアの所得税>

さっそくですが、こちらがマレーシアの所得税率です。
マレーシアには住民税がないため、所得から差し引かれるのはこれだけです。
会社によりEPF(年金)が設けられていたり、最近外国人もSOCSO(日本で言う社会保障)の加入が義務付けられたり人により多少異なります。
しかし、日本人の最低賃金である月給RM5,000の場合、24%が税金として持っていかれます。

**表を見るとRM70,000までは14%の税率なりますが、実態としてこの年収(家賃補助等含む)を下回る場合、ブラック企業と言わざるを得ません。
 就職を再検討・給与交渉を強くオススメします。
 よって、ほとんどの場合最低賃金で働くことはないので、以下例は便宜上24%で計算しています。

【仮定①最低賃金+RM1】
年収 :RM5, 000 X 14ヶ月(2ヶ月ボーナス)=RM 70,001(=日本円で約190万円) 
手取り:RM 70,000 X 0.76 = RM53,200 (=日本円で約145万円)

【仮定②日本と同じ年収400万円】
年収 :RM10,600 X 14ヶ月(2ヶ月ボーナス)=RM 148,100(=日本円で約400万円)
手取り:RM 148,100 X 0.76 = RM112,556 (=日本円で約300万円)

【仮定③肌感覚の平均賃金】
年収 :RM7, 500 X 14ヶ月(2ヶ月ボーナス)=RM 105,000(=日本円で約285万円)
手取り:RM 105,000 X 0.76 = RM79,800 (=日本円で約215万円)

日本では手取り300万円で年金や社会保障が受けられますが、マレーシアでは300万円からさらに自分で年金・保険の費用を払わなければなりません。



<まとめ>

マレーシア就職を現実的に考える際、自分の手取りを把握しておくことは大切です。
現地採用は旅行と異なり生活をしていきます。
消費税だけでなく、所得税を知ることはマストです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。